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建通新聞社(中部)
2012/10/22

【三重】全国道路利用者会議大会 道路整備促進を

 全国道路利用者会議(綿貫民輔会長)の第62回全国大会が18日、津市内で行われ、道路整備促進などを盛り込んだ要望書を全会一致で採択した。三重県では初の開催となった同大会には、全国の地方自治体、また建設業団体、自動車、石油など道路利用者団体から約1800人が出席した。
 綿貫会長=写真=は、道路が人命、生活、経済と密接に関わっていることが、東日本大震災の際にも認識されたことに触れ、「震災復興、景気回復において道路整備が担う役割は大きく、道路整備でしかできないことを確実に実行していくことが必要だ」とし「真に必要な命を守る道づくりの実現に向けて予算の確保に努める」と強調した。来賓の鈴木英敬三重県知事は「三重県にとって道路は生命線。ミッシングリンクの解消と利用者の立場に立った道づくりを進める」と述べた。
 議事では、谷口友見大紀町長らが意見発表を行ったほか、7項目に渡る要望書を採択した。 
 また大会に先立ち、若井康彦国土交通大臣政務官を講師に招き、道路行政についての特別講演が行われた。

提供:建通新聞社