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北海道建設新聞社
2012/10/17

【北海道】恵庭駅西口地区市街地再開発の特定業務代行者を募集 

 アルファコート恵庭駅西口開発(札幌市中央区北1条西5丁目3、川村裕二社長)は17日付で、恵庭駅西口地区第1種市街地再開発事業の特定業務代行者募集を公告する。参加意向表明の提出期限は31日。11月12日から12月14日に提案書の提出を求め、書類、プレゼンテーション、ヒアリングの審査を経て、12月下旬までに特定業務代行者を決める。同事業による再開発ビルは13年11月に着工し、15年1月竣工、同4月のオープンを予定している。
 応募資格は道内に本店を置き(共同体の全構成員)、17日現在で有効な経審点が建築で1300点以上の企業1社以上、恵庭市の競争入札参加資格者で建築の総合点800点以上で登録されている1社以上を含む2社以上の共同体。
 特定業務代行者は、未処分保留床の引き取り義務を負う者で、再開発ビルの建設をはじめ、施行者が必要とする事業資金調達の支援、テナント誘致活動、補助金対応などに関する支援、施設建築物の長期修繕策定に関する支援のほか、事業推進に必要な業務全般を担う。
 選定に当たっては、学識経験者、再開発事業経験者、個人施行者であるアルファコート恵庭駅西口開発から各1人の計3人で構成する選定委員会を設置。選定後、個人施行者会議を開き、特定業務代行者を決める。事業提案に基づき、個人施行者との特定業務代行基本協定書を締結する。
 同再開発事業は、特別目的会社のアルファコート恵庭駅西口開発が個人施行者となって再開発ビルを建設。施行区域はJR恵庭駅西口に位置する約0・5haで、商業・業務機能、医療福祉機能などの生活利便施設の整備によって土地の高度利用を図るとともに、多くの市民が交流する魅力的な地域拠点の形成を目指す。
 再開発ビルの規模はRC造、7階、延べ約1万m²とし、商業施設、有料老人ホーム、医療モール、行政サービス窓口、保育園、公共駐輪場、一般駐車場などを設ける。総事業費は約18億5000万円で、工事費に約14億9000万円を試算している。
 事業計画と基本設計はアルファコート(本社・札幌)が担当。実施設計は12月から着手し、13年3月までに完了させる予定だ。
 募集要項は、17日午後1時からアルファコートのホームページで公開する。