水産庁は9日、「銚子地区に係る特定漁港漁場整備事業計画の変更」を公表した。変更は、銚子市漁業協同組合(銚子市川口町2−6528、坂本雅組合長)の「高度衛生管理型市場」の整備等に伴い実施したもので、銚子漁港での高度衛生管理型市場の整備等を追加し、増殖型魚礁の事業量を減量した。また、計画期間を2014年度から16年度まで延長するとともに、事業費を261億6000万円から286億5000万円に増額。事業費のうち、高度衛生管理型市場の整備には約33億円を見込む。高度衛生管理型市場については、同組合が11月初旬を目標に実施設計の一般競争入札を公告する予定で、本年度で実施設計を行い、13〜14年度の2か年で施設を整備する。