北海道建設新聞社
2012/10/15
【北海道】道庁本庁舎耐震改修入札に4コンソーシアムが参加−下旬決定へ
道総務部は12日、一般競争入札の道庁本庁舎耐震改修を開札した。スーパーゼネコンを代表とする4コンソーシアムが札入れ。1番札は竹中工務店を代表とするコンソーシアムの41億円だった。近く総合評価で技術点を加味し、10月下旬にも落札者を決める予定だ。
道庁本庁舎の耐震改修はWTO政府調達協定案件で、予算額は72億4944万円(税込み)。庁舎の基礎や中間階層に免震装置を設置する免震レトロフィットを採用し、庁舎を利用しながらの施行を前提とする。
設計施工一括で、3―7社構成のコンソーシアムでの参加を要件としていた。
技術提案型の総合評価で落札者を決める。技術提案は9月末に終了。配点は技術点70点、価格点30点に設定している。
落札者決定後に仮契約を結ぶ。11月末開会予定の第4回定例道議会で承認を得てから設計に着手する予定。工期は15年度末までとしているが、技術提案の内容によって短くなる場合がある。
応札のコンソーシアム構成企業と札入額は次の通り。(1社目が代表企業、カッコ内は価格点)
▽竹中工務店・ドーコン・丸彦渡辺建設・田中組=41億円(30点)▽大林組・日本設計・中山組・荒井建設=43億5100万円(28・27点)▽大成建設・伊藤組土建・久米設計・アトリエブンク=54億7000万円(22・49点)▽清水建設・日建設計・岩田地崎建設=54億9000万円(22・4点)