建通新聞社四国
2012/10/12
【香川】高松養護学校第1期改築 黒木に実施設計委託
香川県営繕課は、高松養護学校改築の2013・14年度で建設する校舎棟の実施設計を黒木建築設計事務所(高松市)に委託した。期間は13年3月11日まで。規模は鉄筋コンクリート造平屋一部2階建て3403平方bの校舎棟と鉄筋コンクリート造平屋51平方bの機械室棟。
委託したのは13年度から17年度までの5カ年で建設する校舎棟総延べ面積8489平方bのうち、13・14年度で建設する第1期分。
高松養護学校改築事業は、老朽化に伴い12年度から全面建て替えするもので、12年度には寄宿舎棟(木造平屋606平方b)の建設に着手している。
第1期工事の次期計画は、14・15年度で体育館を含む校舎棟の第2期工事、16・17年度に残る給食棟を含む校舎棟の第3期工事を計画している。
改築事業は施設の性格上、仮設校舎の運用が難しく12年度から17年度までの6カ年をかけて、全ての施設をスクラップアンドビルド方式で建て替える。
現在の施設は北棟・中棟・南棟・管理棟・自立活動棟・教室棟・体育館棟など独立して立地しているが、新施設は建設年次が分かれるものの最終形は一体的につながる。
各ゾーン別の延べ床面積は、小学部ゾーンが延べ1120平方b、中学部ゾーンが588平方b、高等部ゾーンが1260平方b、管理ゾーンが1039平方b、体育ゾーンが1101平方b、共用ゾーンが2163平方b、給食ゾーンが553平方b、寄宿舎ゾーンが615平方b、その他が51平方bとなっている。場所は高松市田村町。