建通新聞社四国
2012/10/09
【愛媛】えひめ災害時のBCP等認定会社に14社決定
えひめ建設業BCP等審査会(柏谷増男会長=愛媛大学名誉教授 事務局・愛媛県土木部技術企画室)は1日、審査会を開き、14社を2012年度第1回「えひめ災害時のBCP等認定会社」に決定した。認定企業は、災害時の基礎的な事業継続力を備えていると認められ、大規模災害時における復旧活動など地域防災力向上への貢献が期待される。県は12年度から認定会社については、土木一式A等級工事を対象に総合評価落札方式の「企業の施工能力のひとつ」の項目で加点を実施している。
今回、認定された14社は全てA等級だが、10月中に募集をかける第2回審査会以降はB等級へ拡大することを今回の審議会で正式決定した。なお、BCPの認定状況は、A等級は204社のうち今回認定分を含めて認定会社143社となり認定率は70・0%、未認定は60社。B等級は181社あるうち3社が認定企業だが、これはAからランク落ちしたもので、純粋なB等級の認定についてはこれから始まることになる。(143社には、県が有効期間に限り認定会社とみなしている四国建設業BCP等審査会(事務局・四国地方整備局)の認定会社41社を含む)。
今後のBCP等審査は、本年度2回目を10月に募集し12月審査、3回目を12月に募集し3月に審査するスケジュールとなっている。
12年度第1回「えひめ災害時の」BCP等認定会社は次の通り。
▽三星道路(四国中央市)▽真和建設工業(四国中央市)▽白石建設工業(新居浜市)▽横井産業(新居浜市)▽薦田建設(新居浜市)▽伊藤善建設工業(西条市)▽山岡組(今治市)▽伊予ブルドーザー建設(伊予市)▽末広工業(砥部町)▽南條工業(東温市)▽若山建設(久万高原町)▽西岡建設(内子町)▽松浦土建(鬼北町)▽久保建設(愛南町)