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香川県東讃土地改良事務所は、香東川沿岸の左岸下流地区（高松市）で農業用水路の幹線水路改修を進めており、２０１２年度の追加工事として３００�b程度の追加発注を計画している。また13年度からは左岸地区の他、上流地区の幹線水路改修にも着手する方針。
　左岸下流地区では、本津幹線水路と弦打幹線水路、中央幹線水路の３幹線水路で整備が進められており、年度当初の12年度整備予定箇所の発注は完了したが、残事業費を活用して三百数十�bの追加発注を検討している。
　香東川沿岸の幹線水路の改修は、県営基幹水利施設ストックマネジメント事業として長寿命化を図るため整備が進められている。
　農業用水路は、高松市塩江町の内場ダムから取水し、高松市の平野部に13幹線水路、総延長６万２６００�bで各地に配水しており、傷んだ水路の改修を進めている。08年度から事業開始し、10年度に香東川下流域の右岸地区の整備が完了。
　10年度から左岸下流地区の中央幹線と弦打幹線で、整備着手。11年度からは本津幹線に着手した。
◇各幹線の整備状況◇
　本津幹線水路は、総延長６４９７�bのうち改修が必要とされる延長は１４４３�b。うち12年度末で４９７�bの整備が完了し、残りは延長８２８�bとなる。
　弦打幹線水路は、総延長８５４８�bのうち改修が必要とされる延長は４６９２�b。そのうち下流地区の３４２４�bの整備を進めており、12年度末で１２０４�bが完了、残り２２２０�bとなる他、上流地区の１２６８�bを13年度以降に着工する。
　中央幹線水路は、総延長７４６８�bのうち改修が必要とされる延長は５５９４�b。そのうち下流地区の３７４７�bの整備を進めており、12年度末で１７２２�bが完了、残り２０２５�bとなる他、上流地区の１８４７�bを13年度以降に着工する。
◇13年度以降、上流部地区に着手◇
　一方、香東川沿岸の上流地区では弦打幹線水路と中央幹線水路の他、芦脇幹線水路、一の井幹線水路、東部幹線水路の改修が計画されており、３幹線水路とも13年度以降に着工し、16年度までの計画で整備する。
　芦脇幹線水路は総延長３６８５�bのうち、改修が必要とされる延長は３２７�b。
　一の井幹線水路は総延長６８４３�bのうち、改修が必要とされる延長は２７３８�b。
　東部幹線水路は総延長４６２０�bのうち、改修が必要とされる延長は４２６�b。