桑名市は、「健康増進防災など複合施設」(仮称)の設計を前野建築設計(津市)に委託した。今後、設計を2012年度内にまとめ、順調に進めば、13年度に建設工事を行う見通しだ。
同施設は、多度町小山にゆう出する温泉(弱アルカリ単純泉)を活用し、「誰もが気軽に健康づくりができるよう支援すること」を基本コンセプトに建設を計画している。
計画では、1万2513平方bの敷地内に、鉄骨造2階建て延べ約1000平方bの複合施設を建設する。内部は温泉風呂や健康運動設備などを配置するほか、保健師などによる生活改善や健康相談機能などを兼ね備えた施設とする。また地域活性化に考慮し竹林や里山再生のため、竹チップなどを燃料とするバイオマスボイラーの導入なども検討している。
建設予定地は多度町小山字西天王平。
提供:建通新聞社