清須市は、新学校給食センターの建設を計画しており、建築と設備工事分割で2013年度早々にも発注する見通し。
同センターの調理能力は約9000食を見込んでおり、延べ床面積は約3500平方bを計画している。詳細な施設規模や構造などは現在浦野設計(名古屋市西区)で進めている実施設計の中でまとめる。工事は13、14年の2カ年継続で14年9月ごろの稼働を目指している。
建設地は清洲中学校がソフトボール場やテニスコートとして現在使用している運動場で、敷地面積は約8000平方b。敷地内には駐車場も整備する計画だ。建設地は一場弓町173。
また既設運動場に新学校給食センターる建設することにより、新たな運動場を確保する必要があるため、中学校北側に運動場を新設する。面積は約1万平方b。運動場は砂地でテニスコートはクレーコートを予定している。12年度に用地買収を進め、運動場の工事発注は新学校給食センターの発注と同時期の13年度早々を予定しており、同年度内に完成する計画だ。
なお、既存の春日学校給食センター(鉄骨造平屋502平方b)、西枇杷島学校給食センター(鉄骨造2階建て延べ1160平方b)、清洲学校給食センター(鉄骨鉄筋コンクリート造2階建て延べ720平方b)、新川学校給食センター(鉄骨造平屋541平方b)については、新学校給食センター完成後にそれぞれ解体する計画だ。跡地利用については今後検討を進めていく。
提供:建通新聞社