建通新聞社四国
2012/09/28
【香川】太田上町志度線BP 改良工を10月発注
香川県高松土木事務所は、太田上町志度線バイパス整備として改良工1件を10月に発注する他、舗装工を12月、軌道下をアンダーパスする自転車歩行者道の前後取り合い道を年明けに発注する。
10月に発注する道路改良工は国道193号と県道高松香川線(旧塩江街道)間の延長160b。
12月発注の舗装工は高松土木事務所(高松市多肥上町)西側の県道中徳三谷高松線から西伸し建設中の高架橋間の延長300b、3000平方b。
年明け発注のアンダーパス取り合い道は、軌道の東西の40b×40b。軌道下20bのボックスカルパートの施工は高松琴平電気鉄道に8月22日に委託。完了後、県が前後の取り合い道を発注する。
太田上町志度線バイパス整備は、高松市鹿角町鹿角団地付近の国道193号から東伸し、高松土木事務所(高松市多肥上町)西側の県道中徳三谷高松線に至る延長1・7`(4車線)のバイパス、2002年度から着手した。途中、県道高松香川線(旧塩江街道)、県道岩崎高松線、琴電琴平線などと交差し、軌道は高架橋でパスする。全体事業費は96億円が見込まれており、供用開始の目標は平成20年代半ばに置いている。
区間内に建設する高架橋は延長176b、幅員25b(4車線、両側歩道)で、前後の取り合い道(盛土)がそれぞれ85b。下部工は橋台2基が逆T式、橋脚は5基あるが歩行者用地下横断道を設置する関係から張り出し式とラーメン式の2種類となる。基礎工は口径1200_の場所打ち杭。
軌道東側の橋台1基と橋脚3基は2月に着工、12月の工期で進めている。
上部工は西側から2径間連続プレストレストコンクリート中空床版橋、プレテンション方式プレストレストコンクリート単純床版橋(軌道上)、3径間連続プレストレストコンクリート中空床版橋となる。詳細設計は日建技術コンサルタント四国支社(高松市)が担当した。