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建通新聞社四国
2012/09/28

【徳島】鳴門教育大学生支援棟 10月早々にも設計

大学構内に「総合学生支援棟」を新営するため、プロポーザル方式による設計者選定を進めている鳴門教育大学は、建築と設備の各設計者を順調なら28日にも特定する。10月2日には両者と契約し、正式に業務をスタートさせる考えだ。
 大学によると、9月3日までに同設計プロポーザルへの参加を表明したのは、建築が11者、設備が6者だった。その後建築を6者、設備を5者に絞り込み、21日まで技術提案を求めていた。
 事業は、鳴門市鳴門町高島地内の同大学構内に、学生・院生の就職や学修支援の観点から学生らのニーズに沿ったワンストップサービス化を図る上で学生の生活全体をきめ細かくサポートする施設として整備を図るもの。計画規模は鉄骨造3階建て延べ1826平方b、建築面積624平方bとなっている。
 発注計画では、12年度第4四半期の工事発注が見込まれているが、設計業務の進捗や文科省の認可、予算確保などの諸条件もあり流動的とされる。今のところ、13年2月15日までの設計完了、12年度末までの工事入札の公告(建築と電気、機械設備に分割)、13年度4月ごろの開札が比較的早い流れとなるもよう。