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建通新聞社四国
2012/09/28

【高知】県の農業農村基盤整備 新規で安芸など8地区要望

高知県農業振興部農業基盤課は、2013年度からの農業農村整備事業の新規採択希望地区として、中山間地域総合整備事業の安芸市安芸地区など8地区を要望する。高知県農業農村整備事業計画審議会で決定したもので、8地区の概算事業費の合計は45億7400万円となっている。今後、各地区での事業計画の精度を高め、予算が認められれば、13年度から測量などに順次着手する。
 中山間地域総合整備事業では、安芸市の安芸地区でほ場整備、水路改修、取水施設の老朽化に伴う改修などの区画整理を進める。概算事業費は8億8000万円。
 農地整備事業(経営体育成型)では、四万十市の入田地区で、41fのほ場整備を進める。概算事業費は9億円。
 基幹水利施設ストックマネジメント事業では、四万十市楠島地区で、排水機場の延命化を進める。概算事業費は1億5000万円。
 農村災害対策整備事業では、安芸市の伊尾木地区で津波避難タワー建設やため池、水路の改修など、津野町の津野地区で避難道路整備や水路改修などを進める。概算事業費は伊尾木地区が8億7000万円、津野地区が4億8000万円。
 地域ため池総合整備事業では、宿毛市の宿毛東地区で2池、大月町の大月地区で2池、香南市の野市地区で1池を対象に、老朽化による堤体の改修と耐震化などを進める。概算事業費は、宿毛東地区が1億4700万円、大月地区が7億6700万円、野市地区が3億8000万円。