県立君津青葉高等学校の総合学科土木工学系列2年生12人が今月19日、市原市牛久の平野コンクリート工業鰍フコンクリートプラント工場を見学した。
千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)の「後継者育成事業」の一環として実施したもので、県内建設関係高校側から見学希望があり、同社と千葉県コンクリート製品協同組合(花澤長文理事長)が協力して実現。君津青葉高校の生徒が平野コンクリート工業を見学したのは、昨年度に引き続き2度目。
平野コンクリート工業鰍ヘ00年にエコセメント実機製造実験工場として、太平洋セメント鰍フ指導のもとで製品化に向けた実験を開始し、01年からエコセメントを使用。同製品を普及させるため、県及び市町村、関連団体の工場視察を積極的に受け入れたほか、自ら率先してエコセメントを使用して業界を牽引し、資源循環型社会の構築に貢献。
同社はこれらの功績が認められ、07年には県知事より「千葉のちから中小企業表彰」を受賞した。