国土交通省北勢国道事務所は、国道1号北勢バイパス(BP)について、「川島四郷地区」の道路予備設計をパシフィックコンサルタンツ(本社・東京都多摩市)に委託した。工期は2013年3月25日。
川島四郷地区は、北勢BPの3工区で延長約4600㍍。今回は道路予備設計を4車線で進めるほか、橋梁予備設計、トンネル予備設計、法面検討などが行われる。
道路予備設計は、北勢BP本線が3290㍍、交差部の国道477号延長350㍍、市道川島松本線延長270㍍、県道川島貝家線延長310㍍、県道宮妻峡線延長420㍍。
橋梁予備設計は鹿化川に43㍍、天白川に51㍍、宮妻峡に95㍍、稲田川に102㍍の4カ所で整備し、トンネルは1カ所を延長870㍍で想定している。建設地は四日市市八王子町が中心。また、道路の法面検討は垂坂町地内を対象に行う。
北勢BPの総延長は2万8400㍍で事業化区間は川越町南福崎から四日市市采女までの2万1000㍍。これまでに1工区のみえ川越ICから朝日町小向までの延長1200㍍が4車線で、市道垂坂1号線までの延長5900㍍が暫定2車線で供用している。
2工区の四日市市垂坂町から市道日永八郷線区間延長1400㍍は14年度暫定2車線の開通を目指し整備を進める。
提供:建通新聞社