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北海道建設新聞社
2012/09/21

【北海道】札幌第一高校が校舎・体育館を建て替えへ−設計監理を公募

 学校法人希望学園(札幌市豊平区月寒西1条9丁目10の15、山中洋理事長)は20日、札幌第一高校校舎・体育館建設基本設計・施工監理業務の公募型プロポーザルを公告した。建て替えに向け、設計者を選定するためのもの。業務の契約は11月下旬、委託期間は2015年10月10日までを予定している。10月1日まで参加表明を受け付け、参加が認められた者は同22日までに企画提案書を提出する。
 同校は学園本部所在地で運営。既存建物を買い取って学校施設に転用したり増築を重ねてきた。このうち校舎、体育館は築40年以上が経過し「老朽化が進み教育環境の低下を招いているため、新校舎建設が喫緊の課題」(同学園)となっている。
 既存施設の規模は校舎が延べ7345m²、体育館が2179m²、第2体育館が1188m²、室内練習場が1232m²、記念会館が1350m²。
 参加表明は、同高校舎建設委員会で持参、郵送(書類書留)で受け付ける。会社・事務所の組織概要のほか、資格別技術者数、代表作品やそのコンセプトといった過去の実績などを記載する。参加資格は内部では条件付けているが、公表していない。
 参加が認められた者は企画提案書(様式自由)を同委員会に提出する。校舎建設の基本方針を参考とし、今後の教育形態・内容や敷地特性などを踏まえた提案書のほか、校舎・体育館の建設費、解体費、外構工事費を含めた工事費概算見積、基本・実施設計、工事監理を含めた設計料概算見積などを求める。校舎建設の基本方針については、個別に電話で対応する。
 提案内容のヒアリングを10月29日に実施する予定で、11月下旬に選定結果を発表する。
 発注、着工時期を含めた建設スケジュールや、具体的な建て替え範囲などは「検討中」(同学園)としている。