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建通新聞社(中部)
2012/09/20

【愛知】八千代病院病棟増築DB 鹿島ら4社を指名

 社会医療法人財団新和会・八千代病院(安城市住吉町2ノ2ノ7、松本隆利院長)は、「救急医療対応病棟及び健診センターなど増築工事(仮称)」に伴う設計・施工者を選定するプロポーザル・デザインビルド方式の公募を締め切り、18日に4社を指名した。
 指名業者は清水建設名古屋支店・アイシン開発共同企業体(名古屋市中区)、熊谷組名古屋支店(名古屋市中区)、鹿島建設中部支店(名古屋市中区)、大成建設名古屋支店(名古屋市中村区)。今後、10月23日までにプロポーザル資料を提出し、同月24日に見積額主体の一次審査、同月25日にプレゼンによる2次審査を行い候補者を決定する。候補者の選定後は、細部の調整を経て、11月半ばの仮契約締結を予定している。
 候補者選定時に重視するポイントは▽発注者が希望する予算への設計施工レベルでの調整能力▽大型病院施設(400床以上)の設計能力と設計実績、医療施設機能の研究調査能力、施工実績▽既設病院施設と調和のとれた景観、外観のデザイン提案▽インテリアデザイン(病院空間のデザイン提案)―の4点。概算見積もりで、概算金額の安い順に2社前後を選び、第2段階で内観・外観パースによるデザインコンペを実施する。
 増築の規模は鉄骨造5階建て延べ約6400平方b。救急医療対応病床や亜急性期病床など100床を整備するとともに、健診センターの機能充実に向けた拡張や画像検査機能の拡充を図る。
 基本設計はアーキ・ゾーン建築都市研究所(名古屋市中区)が担当。受注者が、基本設計に沿った実施設計と施工を担当する。
 着工は2013年4月を想定。完成は14年3月を予定している。

提供:建通新聞社