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建通新聞社(中部)
2012/09/19

【岐阜】各務原市 市役所本庁舎耐震対策に向け13年度に基本計画

 各務原市は、現在開会中の9月定例市議会で、市役所本庁舎の耐震対策のために2013年度に基本計画(調査)を策定する予定であることを明らかにした。これにより懸案となっていた本庁舎の耐震対策が一歩踏み出すことになる。
 現時点では耐震対策に関しては白紙の状態のため、諸調査を行い基本計画を策定することで、既存庁舎の耐震補強や建て替えなどといった方針を決めていく際のたたき台としていく見込みだ。
 これは、12日に行われた一般質問の際に市議から、災害時には司令塔としての機能を担う市役所本庁舎の耐震対策について質問され、市側が回答したもの。同市ではこれまで、小中学校校舎などの耐震対策を優先的に進めており、市役所本庁舎の耐震対策についての本格的な検討は行われていなかった。
 市役所本庁舎は、1970年に着工し73年に完成したもので、建設後約40年が経過しようとしており、耐震性が懸念されている。規模は、鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て搭屋付き延べ1万0229平方b。所在地は各務原市那加桜町1ノ69。

提供:建通新聞社