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建通新聞社四国
2012/09/18

【徳島】メーンスタンドも改修 ポカリスタジアム整備

鳴門総合運動公園整備事業で鳴門・大塚スポーツパーク「ポカリスエットスタジアム」の防災機能強化を進めている徳島県は、新たにメーンスタンドについても耐震改修するため、2012年度に調査設計に着手する方針だ。18日に開会する県議会定例会に上程する9月補正予算案に関連事業費を盛り込んでいる。また、12年度から着手するバックスタンドの改修についても12年度事業費を予算化。合わせて9億1042万円を計上している。こちらは9月に公告し、早期の入札執行を目指す計画だ。
 切迫する東海・東南海・南海の三連動地震に備えるため、防災拠点施設として位置付ける同運動公園の耐震改修などを図るもの。メーンスタンドは、バックスタンドの対面にあり、対象延長はバックスタンドと同程度。具体的な整備内容は今後詰める見通しで今後調査を行い、必要な整備を検討した上で設計に着手することにしている。バックスタンドと同様に観客席の耐震化や防災拠点として必要なスペースの確保などの整備が図られる見通し。
 一方、バックスタンドについては9月に公告、10月の入札が見込まれている。今のところ大屋根部分を除く下部新築工事などを3分割で発注する予定だ。バックスタンドの計画規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造3階建て延べ約6400平方b。6000席程度の固定席や大屋根を設置する計画。設計は梓設計大阪支社(大阪市北区)が担当している。