建通新聞社
2012/09/11
【大阪】大阪府立大学 国際交流施設の整備 大和リースグループを事業者に決定 宿舎・交流・飲食施設
大阪府立大学は、国際交流施設の整備で提案競技を行い、大和リースグループを事業者に決定した。PFI的な手法により、設計・建設、維持管理を行う。
設計・工事の期間は、2014年3月まで。14年4月から30年程度の維持管理も行う。宿舎施設の整備と運営・維持管理の費用は、原則として入居者の利用料金と付帯サービスによる収入で賄う。
整備する施設は、留学生・招へい研究者等宿舎が、@単身者用(留学生、支援学生など)=個室またハウスシェア100人程度(16平方b以上/人)A家族用(留学生、招へい研究者など)=個室5戸程度(40平方b以上/戸)。交流施設が@多目的スペース(講演・セミナー、交流会など)で、床面積500平方b程度(可動間仕切りにより分割使用可能)A留学支援サービス(各種手続き、相談など)=床面積200平方b程度。飲食等施設が飲食エリア(学生、教職員、招へい研究者などの利用施設)で、1区画施設計画は自由とする。付帯施設は共用スペース、管理上の必要施設、駐車場、駐輪場など。今後、実施設計を行う。
建設地はなかもずキャンパス(堺市中区学園町1ノ1)内。
公募に対しては、2者の応募があった。大和リースグループは、「大学における類似の事業実績が豊富で、入居する留学生などの生活に配慮した多様なサービス提供が提案され、民間のノウハウが期待できる」と評価された。