建通新聞社四国
2012/09/07
【高知】学校耐震化を前倒し 高知市9月補正予算案
高知市は9月4日、9月補正予算案の概要を発表した。一般会計の総額は32億1000万円で、当初からの累計を1392億4000万円。学校施設の耐震化の前倒しを主体とした予算編成となっている。9月定例議会は11日から27日までの会期で行われる。
補正予算案のうち、学校施設の耐震補強工事費には10億円。第四小西舎、江ノ口小南舎、潮江小北舎、潮江東小南舎、浦戸小西舎・体育館、神田小南舎、春野西小体育館の7校8棟が対象となる。耐震補強設計委託料には小学校が3500万円で、一ツ橋小体育館、五台山小体育館、朝倉小南舎、旭東小北舎・中舎の4校5棟、中学校が1600万円で、青柳中校舎(東)、三里中体育館の2校2棟を対象に進める。放課後児童クラブ施設整備工事費には5050万円を投入し、第四小と2013年度開校のはりまや橋小で改築する。その他、江陽小学校を学校建設公社から購入するための18億2035万円を計上している。
長浜保育園改築事業では、現在地で新園舎を建て替えるため基本設計と実施設計委託料に1960万円。消防署所再編に向けての南部分署(仮称)建設事業では、県道高知南環状線沿いの旧春野町境付近の高台部に新設するため、基本設計と実施設計委託料に4500万円を計上。
このほか、自由民権記念館の空調施設改修工事費に300万円、農業土木施設災害復旧工事費に1713万円などを計上している。