関ケ原町は、「関ケ原中学校」の改築を計画しており、基本設計・実施設計をデザインボックス(岐阜市)に委託した。委託工期は2013年3月27日まで。工事は早ければ13年度から2カ年度で実施する予定だ。
計画では、1966年に建設した2棟の校舎で耐震診断を実施した結果、Is値が0・31と0・28といずれも耐震基準を下回っていた。このため、耐震補強や改築などで検討した結果、改築する方針を決めた。
新校舎の計画規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ4000平方bで、これを基本に設計を進める。既設校舎は2棟がエキスパンションジョイントでつながっており、規模が鉄筋コンクリート造3階建て延べ約3960平方bとなっている。
敷地内にある既設校舎の一部は先行して解体する可能性はあるが、基本的には全体を残して利用しながら、新校舎の建設を計画しており、既設校舎の解体は新校舎完成後に実施する予定だ。
町は設計先を選定する際にプロポーザル方式を採用した。6社を指名し、4社が参加。書類審査やヒヤリングなどで審査した結果、同社を選定した。
所在地は関ケ原2490ノ101。
提供:建通新聞社