建通新聞社(神奈川)
2012/08/29
【神奈川】茅ケ崎市 新庁舎の配置案を公表
茅ケ崎市は、現庁舎西側の隣接地に建設を予定している市役所本庁舎建て替えで、基本設計のゾーニング(素案)を作成した。9月7〜9日の3日間、意見交換会を行う。意見のうち、反映できるものは実施設計の際に反映させる意向だ。設計は、大建設計横浜支所(横浜市中区)が担当。
新庁舎の規模は、地上7階建て延べ1万6000平方b程度。地下に公用車などの駐車場を配置。1〜2階は保険年金課や市民課など、市民サービスに直結する担当課を置く。2階には、分庁舎へ接続する渡り廊下も設置する予定だ。3階に建設関連部署(都市部、下水道河川部、建設部)をメーンに配置、4階は通信指令室などを配置し、有事には防災対策本部として使用する予定だ。5階を市長室や財務、企画、総務などとし、6階に市議会議場や議会事務局を配置。7階は倉庫などとして活用する計画だ。
また、9月末までに庁舎建て替えに伴う地質調査(ボーリング調査・7〜10カ所程度)を委託する予定。納期は3カ月。
調査結果を参考に、2013年7月下旬までに実施設計をまとめ、13年度下半期から本体工事に着手する。
工事は、15年度上半期までの3カ年継続。本体工事費として64億円、設計や外構、解体などの付帯工事費に8億円の計72億円の事業費を想定している。
建設地は茅ケ崎1ノ10の敷地8882平方b。