建通新聞社四国
2012/08/24
【徳島】設計プロポを8月24日公示 鳴門教育大学
大学構内に「総合学生支援棟」の新営などを計画している鳴門教育大学は、建築と設備の各設計者をプロポーザル方式(簡易公募型)で選定するため、各要領などを24日付で公示する。参加表明書の提出期限は9月3日まで。順調なら9月21日までに技術提案書の提出を求め、10月の早い時期に各設計者を決定、同月中の業務開始を目指していく。
参加資格は、建築設計が文部科学省の「建築関係設計・施工管理」の認定を受けた単体か2者以上同士のJV。設備設計が同「建築設備関係設計・施工管理」の認定を受けた徳島・香川県、大阪府に本店・支店・営業所のある単体か2者以上同士のJV。業務実績は2002年度以降に鉄骨鉄筋コンクリート造か鉄筋コンクリート造か鉄骨造で地上2階建て以上延べ1000平方b以上の教育・研究施設の建物の新営工事か改修工事について、それぞれ建築(構造設計のみは除く)と設備の実施設計の実績を有する―など。
鳴門市鳴門町高島地内の同大学構内に、学生・院生の就職や学修支援の観点から学生らのニーズに沿ったワンストップサービス化を図る上で学生の生活全体をきめ細かくサポートする施設として整備を図るもの。計画規模は鉄骨造3階建て延べ1826平方b、建築面積624平方bとなっている。
今後は第4四半期の工事発注が見込まれているが、設計業務の進捗や文科省の認可、予算確保などの諸条件もあり流動的とされる。今のところ、13年2月15日までの設計完了、12年度末までの工事入札の公告(建築と電気、機械設備に分割)、13年度4月以降の開札が比較的早い流れとなるもよう。