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建通新聞社(中部)
2012/08/23

【三重】伊賀市 上野西部小学校 白鳳アドバンスで

 伊賀市は小学校の校区再編で、既設中学校を大規模改造で対応する(仮称)「上野西部地区小学校」の整備を計画しており、設計業務を白鳳アドバンス(伊賀市)に委託した。設計工期は2013年2月28日。12年度に設計、13年度に工事を行い、14年4月の開校を目指す。
 上野西部地区小学校建設計画は、伊賀市上之庄にある旧・成和中学校(12年3月閉校)を改造し、花之木小(大内)、猪田小(猪田)、花垣小(予野)、古山小(蔵縄手)の4校の学区を合わせて、統合小学校として開校する。児童数は各学年1クラス(20〜30人規模)が見込まれる。
 改造計画では、用途変更に伴う内部改修が中心で、新たに給食調理室棟などを建設する。既設の校舎棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ2856平方b)には、改修によって普通教室8室を設置するほか、既存の特別教室などを必要に応じて間仕切り、内装などの改修を行う。また各居室の空調設備を施す計画。体育館(鉄骨造2階建て延べ1160平方b)についても必要に応じた内部改修を行う。このほかの施設ではクラブ室、倉庫、プール付属棟などがある。既設校舎は1992年度の建設。
 新たに建設する施設は、自校式給食を実施するための給食調理室棟を建設する。規模は平屋約250平方b。現在の運動場のテニスコートがある区域に建設し校舎棟と接続する。またエレベーター棟を建設する。給食運搬用としても利用する。規模は3階建て延べ約30平方bで、校舎棟の北側に建設し、校舎と接続する。プールについては、既存プール隣りに低学年用プールを建設し併せて、プールハウスを設置する。規模は平屋約40平方b。
 今後、設計の中で事業予算を詰めていくことなるが、現時点で約5億円の事業費、工期約8カ月を見込んでいる。
 所在地は、上之庄2711で、国道368号の西側の山あい。

提供:建通新聞社