建通新聞社四国
2012/08/17
【香川】建築計画策定へ基本設計委託 高松南高校改築
香川県営繕課は、高松南高校改築の基本設計をタカネ設計(高松市)に委託した。期間は2013年2月7日まで。老朽校舎改築に向けて建築計画を策定するもので、13年度に実施設計を行う方針。対象となる校舎は第1校舎棟と第2校舎棟、専攻科校舎棟。
新校舎の計画延べ床面積は8415平方b。基本設計では付帯施設の建築計画や構造計画、設備計画をまとめる他、工程計画や屋外設備計画、コスト計画、環境配慮計画なども策定する。
既存校舎を解体して跡地に新校舎棟を建設することとなる。改築される第1校舎棟は1956年竣工した鉄筋コンクリート造3階建て延べ5170平方b。第2校舎棟は、70年竣工の鉄筋コンクリート造3階建て延べ4144平方bで05年度に耐震改修が施されている。
専攻科校舎棟は、76年竣工した鉄筋コンクリート造3階建て延べ594平方bで04年度に耐震改修が行われている。
同校では、10年4月に福祉科が新設され、新設学科に対応するため08・09年度で管理教室棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ2351平方b、エレベーター設置)が建設された。
同校には8万4200平方bの校地に、校舎棟の他、屋内体育館2棟(北・南)2615平方b、武道場2棟(北・南)795平方b、セミナーハウス814平方b、各種実験実習棟などがあり、北体育館が73年、南体育館が83年、武道場が74年、南武道場が90年、セミナーハウスが91年にそれぞれ竣工している。