建通新聞社(神奈川)
2012/08/17
【神奈川】鎌倉市 深沢周辺地区整備民間手法業務公募
鎌倉市は、「深沢地域国鉄跡地周辺総合整備事業」で、同地区の建物整備を含むまちづくりの推進などについて、官民連携の可能性について調査する「民間手法検討調査業務」を委託するため、8月22日まで公募型プロポーザル方式で、事業者を募集する。委託期間は、契約日から2013年3月1日まで。委託料の上限は、消費税込みで1622万2500円となっている。
応募資格は、公共施設などの整備において、PFI導入可能性調査や民間事業者選定などのアドバイザリー業務を07年以降、各2件以上の元請実績を有する者としている。
応募を希望する場合、参加表明書のほか、会社概要書、納税証明書、誓約書を、事務局である市拠点整備部深沢地域整備課(大船2ノ7ノ8)まで持参または郵送にて、8月24日までに提出する。応募の関係書類は、8月22日まで市のホームページからダウンロードすること。
参加表明後、8月29日をめどに資格要件の確認結果を通知する。質問は9月3、4日の両日に受け付け、同月7日に市ホームページ上で回答する。
9月3日から同月14日まで、技術提案書と参考見積書を事務局まで持参して提出する。その際、提出時間について事前に電話連絡を行うこと。提出部数は10部(正本1部、副本9部)を指定している。
審査は、種類による1次審査とプレゼンテーション・ヒアリングによる2次審査を行う。9月24日、「深沢地域国鉄跡地周辺総合整備事業民間手法検討調査業務鎌倉市企画等提案型契約審査会」にて1次審査を行い、3社程度を選出。10月9日に2次審査を行う。ヒアリングの時間は1社45分程度を想定している。10月12日に結果を通知し、同月中旬、結果を公表する運びだ。
市では、湘南モノレール湘南深沢駅に隣接している面積約8・1fの国鉄清算事業団用地を取得し、同所を鎌倉駅、大船駅周辺と並ぶ都市拠点の形成を目指すとともに、公共施設再編整備の実現や都市型住宅の導入、雇用の場の創出や憩い安らげる空間の創出などを目的に、事業化に向けて取り組んでいる。