笠松町は、「笠松中学校屋内運動場建て替え事業」で早ければ11月にも既設の屋内運動場の解体工事を発注する予定だ。事業費は9月の補正予算で計上される見通し。
現施設は1963年に建設されており、規模はSRC造平屋一部2階建て延べ1138平方b。所在地は弥生町1。工期は3〜4カ月間を見込む。
また、町では、解体後に新屋内運動場の建設に着手する計画で、12月補正に予算を計上、年明けにも発注し年度内に施工者を決定したい考えだ。新屋内運動場の計画規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ3000平方b余り。新施設は体育館の機能に加え、地域住民が幅広く活用できるように多目的施設としての機能を持たせる計画。1階には武道場や卓球場など、2階には1000人程度収容できるアリーナ(ステージ、可動式座席、音響、照明などで文化行事が可能)、エレベーター、多目的トイレなどのバリアフリー化、行事利用のための冷暖房設備設置などが検討されている。
設計は岬建築事務所(岐阜市)が担当。完成は2014年2月の予定。
提供:建通新聞社