国土交通省岐阜国道事務所は、一般国道475号東海環状自動車道の「椿洞トンネル」などの予備設計に着手した。設計期間は2013年1月31日まで。
今回の業務は、山県市西深瀬地区から岐阜市城田寺地区までの延長約5・1`区間について最適な整備方法を決めるための概略的な資料を数案作成するもの。この区間内には椿洞トンネルなど2箇所のトンネル(合計延長約4・8`)が計画されるほか、橋長約20bの橋梁なども含まれており、土工部を含めすべての予備設計を行う。
同事務所は、同区間について13年度に用地測量を行いたい考えでいる。
同自動車道は、豊田市から岐阜市、大垣市、四日市市など東海3県の都市を結ぶ全長約160`の環状道路で、09年4月に豊田東ジャンクション(JCT)から関広見ICまでの延長76`などが開通した。9月15日には大垣市の大垣西インターチェンジから養老町の養老ジャンクション間の延長約6`が開通する。
提供:建通新聞社