静岡県静岡土木事務所は、「巴川(麻機遊水地第2工区)総合治水対策特定河川(水の安全・安心)事業に伴う設計業務委託(越流堤水理解析)」の公募型簡易プロポーザル手続きを開始した。麻機遊水地第2工区に設置する二つの越流堤の詳細設計に先立ち、模型実験による水理解析を行う。県内に本社や営業所のある「河川、砂防及び海岸・海洋部門」に登録された土木関係建設コンサルタントを対象に、8月21日まで参加表明書と技術提案書を受け付ける。29日にヒアリングを行って委託先を特定する。
県では、10年に1度発生する確率の降雨に対して、巴川と安東川の流量を調整し、下流に安全に水を流せるよう、麻機遊水地第2工区に二つの越流堤(加藤島エリア、安東川エリア)を設置する計画。この二つの越流堤の詳細設計に先立ち、今回の業務で模型実験を行い、水理解析する。納期は2013年3月15日。契約限度額は1992万1000円(税込み)。
(2012/8/3)
建通新聞社 静岡支社