総合スーパー(GMS)などを展開するユニー(稲沢市天池五反田町1、前村哲路社長)は、一宮市の大型GMS「アピタ一宮店」の建て替えについて、施工者を熊谷組名古屋支店(名古屋市中区)に決定した。今後、工程の詳細を詰め、地元説明を経て着工する。
これまで明らかにしている計画によると、新店舗は鉄骨造2階建てで、営業面積約2万7000平方bを想定。ユニバーサルデザインやLED照明などを取り入れ「人や環境に優しい店づくり」を進める方針を示している。
解体する既存店舗は、鉄筋コンクリート造2階建てで、店舗面積2万5408平方b。同社が1975年に郊外型大型店の先鞭をつけた「ぞうさんユニー」として開店し、同社のシンボル店として位置づけてられてきた。今回の改築でも、同社は将来に向けたアピタのモデル店としてリニューアルする方針を示している。
建設地は一宮市両郷町1ノ6。既存店の敷地約4万7000平方b内で建て替える。
現店舗は12年8月19日をもって完全閉店することが明らかにされており、その後、地域への説明会を開催して解体工事などに着工する予定。新装開店は13年度中を予定している。
提供:建通新聞社