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建通新聞社(中部)
2012/07/26

【三重】伊賀市 河合小学校校新築工事基本設計 白鳳アドバンス

 伊賀市は、「河合小学校校舎新築工事基本設計」を白鳳アドバンス(伊賀市)に委託した。今回の基本設計で、施設配置や構造などを検討し、その成果を踏まえて、2012年度後半から実施設計に着手する計画。13年度も引き続き実施設計を行い、予算措置ができれば、13年度からの工事着手を目指す。
 河合小学校の整備計画は、市内の旧阿山地区の地域にある河合小(馬場)、玉滝小(玉滝)、鞆田小(中友田)、丸柱小(諏訪)の4校を統合(丸橋小は諏訪地区以外の地区を対象)する計画で協議を進めていた。その結果、現在の河合小学校に統合して校舎を整備することになったが、既設施設の耐震性が低く、通常の耐震化による補強では、十分な耐力度が得られないとの判断から校舎を建て替えることになった。今回の設計では、段階的な統合になるものと想定されていることから、将来的な校舎増築を前提とした設計を行う。
 施設計画では、鉄筋コンクリート構造(RC)または、鉄骨鉄筋コンクリート構造(SRC)およびこれらの混構造で、施設延べ面積は約3000平方b。主な用途は普通教室8室、特別支援学級3室、理科室など特別教室、図書室、職員室などを配置する。このほか、県産材の利用、太陽光発電設備、既設校舎の解体、仮設校舎の検討なども行う。
 将来的な校舎増築としてRCまたはSRC造、3階建て延べ930平方b程度が建設できるスペース確保を含めた配置計画とする。
 既設校舎は南側校舎がRC造3階建て延べ1257平方bと1144平方bで、1960年建設。北側校舎はRC造3階建て延べ943平方b、81年建設。
 所在地は馬場1045。

提供:建通新聞社