建通新聞社四国
2012/07/27
【高知】安芸漁港沖防波堤 新設を近く公告 県
高知県水産振興部漁港漁場課は、全国防災対策費を活用した水産生産基盤整備事業として、安芸漁港沖防波堤を近く公告、野根漁港沖防波堤は、早ければ8月中の公告を予定している。
安芸漁港では、引き続き沖防波堤新設を進める。延長16・7b、幅20・9b、高さ11bのケーソン1函を据え付け、上部に高さ5・2bのコンクリートを打設する。ケーソンの外側に60d型の根固方塊を2個、さらに外側に60d型の被覆ブロック4個を設置し、それぞれケーソンの両側に沿って並べる。ケーソンの下部には50〜500`cの基礎捨石を敷き詰める。また2013年度に据え付けるケーソンの製作も進める。沖防波堤の計画延長は150b、そのうち今回の施工分で116bが完成する。
野根漁港では、12年度から沖防波堤新設に着手。現在はケーソンの規模などについて、設計協議が最終段階に入っており、近く決定する見込みとなっている。計画では、沖防波堤の延長100bで、12年度はケーソン2函の製作(延長40b分)を進める。測量設計はエイト日本技術開発(高知市)が担当している。また、野根漁港では、延長80bの導流堤整備も将来的に計画している。