建通新聞社
2012/07/26
【大阪】大阪府 大阪湾フェニックスの暫定利用 15MW級のメガソーラー 事業者を一般競争で選定
大阪府は、大阪湾フェニックス計画(大阪湾の廃棄物最終処分)で埋め立てた泉大津市の土地約25haを大規模太陽光発電(メガソーラー)施設用地として暫定利用する。発電事業者を一般競争入札により選定。入札参加の申し込みを8月2日まで受け付け、29日に入札する。
場所は泉大津市夕凪町7の一部。管理型廃棄物最終処分場として廃棄物を受け入れ、埋め立てが完了している。将来的に緑地としての整備を計画しているが、本来の土地利用ができるまでの間メガソーラー用地として、事業者に貸し出す。
土地所有者は大阪府。廃棄物最終処分場設置者は大阪湾広域臨海環境整備センター。事業面積は約25ha。準工業地域で、緑地を予定する臨港地区。最低貸付料は年間4,500万円。貸付期間は運転開始日から20年間。
落札した事業者は、定格出力15MW以上のメガソーラーを設置。また、太陽光発電の仕組みや発電量を表示したパネルなどを整備し、環境教育の普及の場とする。災害などによる停電時に利用できる非常用電源も設置する。
問い合わせ・申し込みは港湾局経営振興課開発調整グループまで。