建通新聞社四国
2012/07/24
【高知】用地完了次第公告へ 国道494号佐川第2工区
高知県中央西土木事務所越知事務所は、2011年度から事業化した国道494号佐川〜吾桑バイパスの佐川第2工区(斗賀野工区)の初弾工として計画している区間を、一部残っている用地取得が完了次第、一般競争入札するため公告する。
今回の施工予定区間は延長230b。斗賀野トンネル南側から道路開設を進める。盛土約6000立方b、補強土壁工約400平方bなどを想定している。
13年度以降は、今回施工区間の盛土や補強土壁工を引き続き進めるほか、用地取得を推進して延伸を図る。また須崎側からも工事用道路を開設して両側から工事進捗を図りたい意向。
同工区は、佐川町の斗賀野トンネル南側から須崎市境までの延長1100b、全幅8・5b(歩道なし)の2車線道路。規格は3種2級。現道の谷に沿うようにバイパスを新設する。構造物としては、約95bと約120bの橋梁を架設する。当面は、斗賀野トンネル側からの一部供用開始を目指す。
現道は幅員が狭く、急カーブも連続している上、大型車両の対向も多い。国道33号と国道56号を結び、高知自動車道の須崎東インターチェンジに直結しており、須崎土木事務所が整備を進めている区間も合わせ早期の完成が期待されている。