津市は、「新最終処分場など施設整備実施設計」を八千代エンジニヤリング三重事務所(津市)に委託した。美杉町下之川に埋立容量18万立方bのクローズドシステム型の一般廃棄物最終処分場を建設する計画で、2013年度に本体工を発注する見通し。
埋立施設は、埋立地の上を屋根などで覆うクローズドシステム型の貯留構造物を整備する。埋立面積は約1・2f。埋立容量は9万立方b×2槽の合計約18万立方b。浸出水処理施設の処理能力は13・8立方b/日。
実施設計の委託内容は、最終処分場実施設計、発注仕様書作成など。設計工期は13年1月31日まで。
処分場施設ほか、鉄骨造平屋約710平方bの管理棟、容量約5000立方bの防災調整池、自然を活用した公園施設などを整備する計画。また、進入路として延長690b、幅員7・75bの道路を整備する。
貯留構造物の下部工は、鉄筋コンクリート造で、長さ129b×幅47b×深さ15・7bの埋立槽を2槽整備する。被覆施設は鉄骨造長さ132b×幅98b×軒高6・1bとする計画。12年度末に実施設計や環境アセス最終報告書などをまとめ、13年度に本体工事に着手する計画。
提供:建通新聞社