豊川市は、老朽化した「一宮東部小学校」と「中部小学校」の校舎の建て替えに2014年度から着手する予定だ。14年度はその初弾として、両校の実施設計などを指名競争入札で発注する予定。
一宮東部小学校では、建て替えに向けた用地測量と実施設計を発注する。中部小学校では、既存校舎の耐力度調査と建て替えの実施設計を発注する。
建て替えの対象となるのは、一宮東部小学校の北棟と南棟、中部小学校の北棟と南棟。それぞれ2棟を取り壊して1棟に統合するか、2棟を再築するかなど、建て替えの大まかな方針を実施設計発注までに決定する。
既設の校舎は全て鉄筋コンクリート造。一宮東部小学校の北棟が3階建て延べ約1500平方b、1980年竣工。南棟が2階建て延べ約2000平方b、65年竣工。中部小学校の北棟が3階建て延べ約3300平方b、82年竣工。南棟が2階建て延べ約2300平方b、61年竣工。
工事の発注時期、工期などは現在未定。発注方法は一般競争入札になる見込み。
両校の所在地は、一宮東部小学校が上長山町東水神平44ノ2、中部小学校が中部町1ノ1。
同市は、経年劣化が進む市内の小中学校の校舎を対象に、順次改築を進めている。12年度は東部小学校の建て替えに向けた実施設計を既に進めている。13年度は萩小学校の建て替えの実施設計、八南小学校の増築・改修の実施設計に着手する予定だ。
提供:建通新聞社