建通新聞社四国
2012/07/17
【香川】3棟を7〜8月発注 県の高校老朽校舎改築
香川県営繕課は、高校校舎の改築系で多度津高校土木建築棟、観音寺中央高校実習教室棟、高松工芸高校食堂・図書室棟の3棟を7月から8月にかけて順次発注する。多度津高校土木建築棟と観音寺中央高校実習教室棟は、2012・13年度の2カ年、高松工芸高校食堂・図書室棟は単年度工事。3校とも老朽校舎棟改築事業が一通り完了する。
多度津高校土木建築棟の規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ2584平方b。設計は黒木建築設計事務所(高松市)と西日本設備コンサルタント(同)が担当した。場所は多度津町。
観音寺中央高校実習教室棟の規模は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ2920平方b。設計は米沢建築設計事務所(高松市)とアークテクノ(高松市)が担当した。場所は観音寺市天神町。
高松工芸高校食堂・図書室棟の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ545平方b。設計は三野設計(丸亀市)と細谷設備設計事務所(坂出市)が担当した。場所は高松市番町。
【多度津高校】
多度津工業高校と多度津水産高校が合併した多度津高校には、19棟総延べ床面積2万0272平方bの管理棟や総合実習棟、体育館などがあり、そのうち比較的新しい総合自習棟(1)と武道場、トレーニングセンター、プール、同窓会館を残し、他施設の改築を計画し、07年度に真鍋令建築設計事務所(丸亀市)で基本計画を策定したが、当面は土木・建築棟の改築のみ計画されている。今後の将来計画は未定。
【観音寺高校】
観音寺中央高校の校舎棟改築計画は、第1期として06・07年度に本館の管理・教室棟、09・10年度に第2期として本館の特別教室棟を建設し、12・13年度で本館に増設する形の実習教室棟(第3期)を建設する。
【高松工芸高校】
高松工芸高校改築事業は、03年度から着工。第1期と2期で「ロ」の字型の校舎棟を建設。10・11年度で第3期の校舎棟建設。最終となる第4期改築は食堂棟と図書館を兼ねた施設を建設。本館と渡り廊下でつなぐ。