建通新聞社(岡山)
2012/07/11
【岡山】世界有数のメガソーラー発電所の設置を 瀬戸内市錦海塩田跡地活用
瀬戸内市の錦海塩田跡地活用検討委員会は、跡地活用に向けた基本構想をとりまとめ、市に提出した。市では2013年3月ごろをめどに基本計画を策定し、活用事業を進めていく。
基本計画には、東京ディズニーランド約10個分に相当する約500fもの広大さを生かし、世界有数のメガソーラー発電所の設置を盛り込んでいく考え。
また、跡地の活用にあたっては、民間企業などから提案を広く募集し、基本計画に沿って事業を実施する事業主体予定者を選定する。
なお、基本計画の策定などにあたっては公募型プロポーザル方式による提案競技を実施する方向で検討を進めており、7月〜8月にも提案競技の日程などを公表、応募登録の受け付けを行う。第一次書類審査、第二次プレゼンテーション審査を経て10月〜11月にも事業者を決定する予定。
基本構想は、市民の安全・安心という観点を大前提に「地域の活性化」、「環境の保全」、「文化の振興」という3つの理念を柱として構成され、地域資源の有効活用とまちの再生、集客、定住のための仕組みの導入、企業立地・雇用確保、循環型地域の構築などを図っていく必要があるとしている。