大垣市は、「新庁舎」の建設計画を推進するため、市職員で構成する「新庁舎建設推進委員会」を設置し検討を進めている。今後、秋以降の有識者などで構成する(仮称)「新庁舎建設検討委員会」の設置を目指し準備を進めている。
今回設置した同推進委員会では、現況調査などを行い、新庁舎に求められる市民ニーズを把握するための基礎的な調査を実施する。
今後、有識者による同検討委員会の立ち上げと同時期に建設基礎調査業務を委託する。
新庁舎建設は第5次総合計画後期計画の最重要施策として位置づけ、建設場所が決定した後、基本構想・基本計画を策定し、基本設計、実施設計、庁舎建設へと進めていく予定だ。
既設庁舎の規模は、本庁舎が鉄筋コンクリート(RC)造4階建て延べ9797平方b(1964年建設、以降73年に増築)、北庁舎南館がRC造4階建て延べ962平方b(74年建設)、同庁舎北館がRC造2階建て延べ394平方b(69年建設)、東庁舎がRC造3階建て延べ1471平方b(58年建設)。
2007年に実施した耐震調査では、本庁舎がIs値0・18、北庁舎がIs値1・15、東庁舎がIs値0・33だった。
既設本庁舎の敷地面積は7786平方b。
提供:建通新聞社