恵那市は、市役所本庁舎西側に建設する(仮称)「庁舎新館」の基本・実施設計を大建設計(岐阜市)に2013年3月22日までの工期で委託した。13年度に建設工事を発注する予定だ。(※弊紙ではこれまで新第2庁舎の名称を使用)
同事業は本庁舎(長島町正家1ノ1ノ1)西側の来庁者専用駐車場に第2庁舎を移転するもの。既存第2庁舎は12年度で撤去するため、7月中に解体工事を発注する。
新館の規模は、敷地面積約1000平方bに3〜4階建てで延べ床面積2500〜3000平方b程度。構造は木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造から最適なものを設計の中で検討する。主に税務課や市民課など市民窓口を持つサービス部門の課が入る見込み。
解体される既存第2庁舎の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ980平方b。跡地は平面の駐車場として利用する。
同事業では当初、新館の完成後に既存第2庁舎の解体を予定していたが、第2庁舎の老朽化や耐震強度不足が深刻なため、解体先行の計画に変更している。
提供:建通新聞社