建通新聞社四国
2012/06/29
【愛媛】年度末から用地調査 松山市の北条鴻之坂線
松山市は、北条鴻之坂線を都市計画道路として位置づけ、2012〜19年度の事業期間で整備を計画している。9月ごろの都市計画決定、12年度末の事業認可を目指しており、これらが順調に進めば本年度末から用地調査に着手する。
事業認可されれば繰越で用地調査や補償算定の一部に着手するとともに全体の測量設計(橋梁予備設計含む)を外注する。対象区間は、北条辻の市道北条鴻之坂線と街路土手内中西外線の交差点(起点)〜下難波の196号北条バイパスとの交差点(終点)までの延長1330b。現道幅員4〜6bを幅員9・5b(2車線道路7b+東側片側歩道2・5b)に拡幅する。
年次計画は13年度:用地調査と一部用地着手、14年度:用地、15〜19年度:工事としているが、土地の協力がスムーズに進めば前倒ししたい意向。
構造物として立岩川に架かる大師橋があり、1961年築造の老朽化したRCラーメン橋を橋長50b、幅員9・5bの2径間PC橋に架け替える。架け替え方式は今後検討する。概算総事業費は20億円。