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　神奈川県教育局は、「県立教育施設再整備10か年計画」（まなびや計画）に基づく港北高校など４校の改築に向けた基本・実施設計を２０１２年度内に進める。併せて、４校の旧校舎棟などの解体工事も年度内に実施。設計業務は県土整備局住宅営繕事務所に依頼、解体工事はまなびや計画推進課が所管し、第２四半期以降、順次発注する予定でいる。
　基本・実施設計の対象は、いずれも11年度に調査設計を行った�@港北高校本館２など�A新城高校本館ほか�B上溝高校本館ほか�C追浜高校第１棟―の４校。
　港北高校（横浜市港北区大倉山７ノ35ノ１）は、本館２を建て替えるとともに、本館１を耐震補強も含めて改修する。本館２の計画規模は、鉄筋コンクリート造４階建て延べ約２３００平方�b。改修する本館１の現況規模は、鉄筋コンクリート造４階建て延べ４５２７平方�b。調査設計をシグマ建築企画（横浜市中区）が担当した。
　除却するのは本館２で、規模は鉄筋コンクリート造地下１階地上４階建て延べ２１００平方�b。解体設計は大建設計事務所（横浜市都筑区）。
　新城高校（川崎市中原区下新城１ノ14ノ１）は本館を建て替える。計画規模は鉄筋コンクリート造４階建て延べ約７８００平方�b。調査設計は金子設計（横浜市磯子区）。
　除却する校舎は本館棟と昇降口棟ほかで、規模は鉄筋コンクリート造４階建て延べ３８００平方�b。解体設計は伊藤建築設計研究室（横浜市港北区）。
　上溝高校（相模原市中央区上溝６ノ５ノ１）は、本館棟と東館棟を新本館棟（仮称）として建て替える。新本館棟の規模は、鉄筋コンクリート造３階建て延べ約５１００平方�b。新本館棟と既存西館棟を連絡する連絡通路（鉄筋コンクリート造または鉄骨造平屋）も計画に含む。調査設計は洋建築企画（茅ケ崎市）。
　解体する校舎は本館ほかで、規模は鉄筋コンクリート造３階建て延べ４６００平方�b。解体設計は北山建築設計事務所（相模原市中央区）。
　追浜高校（横須賀市夏島町13）は、第１棟を鉄筋コンクリート造３階建て延べ約３３００平方�bに建て替える。鉄骨造平屋の渡り廊下も計画に含む。調査設計はいわた環境計画（藤沢市）。
　解体する旧第１棟の規模は、鉄筋コンクリート造３階建て延べ２７００平方�b。解体設計は総合企画アンド建築設計（横須賀市）。