中部圏を中心にホームセンターを展開するカーマ(刈谷市日高町3ノ411、豊田芳行社長)は、名古屋市西区のナゴヤセーレン本社工場跡地に「カーマホームセンター上小田井店(仮称)」を出店する。着工は11月を想定。建築確認や大規模小売店舗立地法関連の手続きを9月に予定していることから、8〜10月にも施工者を選定することになりそうだ。2013年4月の完成、同5月のオープンを目指している。
同店の規模は鉄骨造平屋5523平方b、店舗面積4535平方bを計画。併設店舗は計画していない。荷捌き施設は108平方b。38平方bの廃棄物保管庫も整備する。
敷地面積は1万6529平方b。駐車場は平面で241台分、駐輪場は142台分を確保する。
建設地は名古屋市西区貴生町68。10年9月まで繊維メーカー・セーレンの子会社ナゴヤセーレンが操業していた工場の跡地。
同地の開発は当初、「上小田井商業施設(仮称)」としてカーマとマックスバリュ中部(三重県松阪市)などが出店する複合施設(鉄骨造平屋9219平方b、店舗面積6990平方b)として計画されていたが、敷地から基準値を超える汚染物質が検出されたことなどから延期。今回は、カーマ単独での出店で、開発する敷地も南側の6割程度となっている。
提供:建通新聞社