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建通新聞社
2012/06/21

【大阪】大阪府府民文化部 中之島ゲートエリア(仮称) 活性化調査・検討 公募プロポで 官民でにぎわいづくり 

 大阪府府民文化部は、大阪市の中之島西側地区を「中之島ゲートエリア(仮称)」と位置付け、活性化計画を策定する。このために中之島ゲートエリア(仮称)活性化調査・検討業務を公募型プロポーザルで委託。提案書の提出を7月17、18日に受け付け、7月下旬に最優秀提案者を決定。8月上旬に契約を結ぶ。
 対象は、中之島西側の水辺空間(堂島川、土佐堀川、安治川、木津川の結節点に当たる剣先を中心とし、川沿いと周辺のまちを含んだエリア)。
 この水辺空間などの公共用地を民間による利活用などで、にぎわいづくりする。@民間を主体とした継続的なにぎわいと、経済効果をもたらす取り組みA行政を主体とする基盤整備や規制緩和−を組み合わせて、官民一体のまちづくりを図る。単なるアイデアでなく、実現性が高く、継続的な活性化計画を立案した上で、大阪府のパートナーとして、計画内容の具体化に向けたコーディネイト役を担う。
 具体的には、「エリアの活性化に向けた調査・検討」で、周辺を含めた水辺・食・アートなどのポテンシャルを調査し、エリアの活性化に向けた課題を整理。「エリアコンセプト、活性化計画および事業プランの策定」で、@中之島西側の剣先のシンボル化と橋梁改築A右岸・左岸隣接地のにぎわいづくりB水辺とまちのアクセス性の向上−などを計画。「活性化に向けたコーディネイト業務」で、関連の公共事業を含めたエリア全体のコーディネイトを行う。納期は2013年3月25日まで。契約金額の上限は945万8,000円。プロポーザルへの参加は単体、JVとも可能。
 担当は、府民文化部都市魅力創造局 都市魅力課水都・にぎわいの森推進グループ。