豊田市は、故黒川紀章氏が設計した「豊田大橋」の耐震補強・補修詳細設計をパシフィックコンサルタンツ(名古屋市西区)に委託した。工期末は2013年2月22日。
同橋は、1999年に竣工した後、13年が経過していることかや、旧設計基準で築造されていることから、耐震補強と色褪せのための補修を行う計画。2010年に創建(名古屋市熱田区)で予備設計を行っており、今回の委託では、耐震補強の工法検討なども含めて実施する。今後、河川管理者などとの協議を進め、13年度に耐震補強工事に着手し、3カ年程度の工期を見込んでいる。
豊田大橋は、橋長474・5b、通常部幅員20・8b。構造はバスケットハンドル型ニールセンローゼ橋。豊田スタジアムに隣接し、同スタジアムとともに豊田市のランドマークとなっている。
提供:建通新聞社