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建通新聞社(中部)
2012/06/13

【三重】志摩市大王地区幼保施設 南勢ムラセJVに

 志摩市は、幼保一体化施設として進める施設整備計画のうち、「大王地区幼保一体化施設新築工事」の設計に着手した。設計担当は南勢ムラセ共同企業体(代表・南勢建築設計・伊勢市)。設計と並行して、造成工事を2012年度に発注する。建築工事は13年度を見込み、14年度開園を目指す。一方、「神明地区幼保一体化施設新築」では、造成工事を先行して発注し、27日に入札する。その後、建築設計を発注する計画だ。
 大王地区幼保一体化施設は、大王地区内の5施設(波切保育所、船越保育所、大王第三保育所、波切幼稚園、船越幼稚園)を対象に統合新築するもの。建設地は、大王町波切の大王支所に隣接する波切ファミリー公園と駐車場(いずれも市有地)。敷地面積は約7500平方b。施設計画は園舎が延べ1800平方b。段差がある敷地形状を利用して一部2階建ての施設を予定。園庭は1100平方b。定員最大180人。14年度の開園を予定。12年度の予算には建築設計と造成工事を予定し、1億0664万円を計上している。今回委託した建築設計の工期は13年2月20日まで。
 なお、11年度に地形測量を藤本測量設計事務所(志摩市)、地質調査を丸栄調査設計(松阪市)で実施した。
 一方、神明地区幼保一体化施設は、神明保育所と神明幼稚園を対象にした統合新築計画。建設地は、阿児町神明の近鉄志摩線・神明駅の西側で、国道167号沿いで用地を確保。全体の敷地面積が約1万平方bあり、造成することで標高18bレベルで約4000平方bの用地を整備する。施設計画は園舎が最大2000平方b。園庭1100平方b。定員最大180人。14年度の開園を予定。12年度予算には、建築設計と造成工事を予定し、2億2337万円を計上している。
なお、11年度に地形測量を大和総合企画(志摩市)、地質調査をNTCコンサルタンツ三重営業所(伊勢市)で実施した。

提供:建通新聞社