建通新聞社四国
2012/06/08
【高知】12年度は16・8億円投入 県農業振興部
高知県農業振興部農業基盤課は、2012年度の公共事業箇所をまとめた。総事業費は16億8524万円で、内訳は耕地防災事業費が10億0040万円、県営防災事業費が6億5757万円、土地改良事業費が2727万円となっている。工事や調査などは農業振興センターから順次発注、外注する。
発注機関別にみると、安芸農業振興センターには1億9677万円。内訳は、県営ため池等整備事業の西山地区(室戸市)で設計・土質調査に4100万円、芸西地区(芸西村)で取水設備、洪水吐、ゲート製作据付に8900万円、耕地自然災害防止事業の小谷地区(安芸市)でため池浚渫工に6500万円など。
中央東農業振興センターには4億4907万円。内訳は、かんがい排水事業の物部川合同堰地区(香美市)で頭首工に1億5000万円、香我美第1地区(香南市)でポンプ設備改修、電気設備更新に5757万円、香我美第2地区(同)で場内整備に1000万円。地すべり防止事業の粟生2期地区(大豊町)で調査に200万円、地蔵寺北地区(土佐町)で調査に300万円、下地2期地区(同)で調査測量設計に2500万円。県営ため池等整備事業の南国市中部地区(南国市)で基本計画策定に1100万円、野市地区(香南市)で調査に100万円、烏川地区(同)で頭首工、ゲート製作据付に1億3000万円。農村災害対策整備事業の松ヶ丘地区(土佐町)でため池設計に2400万円。耕地自然災害防止事業の峰石原地区(土佐町)で落石防止工に3000万円など。
中央西農業振興センターには4億3960万円。内訳は、かんがい排水事業の仁ノ地区(高知市)でポンプ設備改修、除塵機更新、建屋調査に8100万円、西畑地区(同)でポンプ設備改修、除塵機改修に6500万円。地すべり防止事業の寄合2期地区(仁淀川町)で調査に300万円、別枝2期地区(同)でアンカー工、排水ボーリング工、調査、用地補償に1億2000万円、泉3期地区(同)で集水井工、調査、設計、用地補償に1億円、稲村3期地区(越知町)で実施計画策定に1500万円。農村災害対策整備事業の吾川地区(仁淀川町)でアンカー工、測量設計、用地調査測量に5000万円など。
須崎農業振興センターには5億1239万円。内訳は、かんがい排水事業の桐間地区(須崎市)でポンプ設備改修、電気設備更新、ゲート設備改修、建屋改修に1700万円、浦ノ内地区(同)でポンプ設備改修、電気設備更新、補機類更新に2400万円。県営中山間総合整備事業の四万十窪川地区(四万十町)で用排水路工、ほ場整備工、用地補償、換地、埋蔵文化財調査に2億円。地すべり防止事業の梼原北部地区(梼原町)でアンカー工、調査に5000万円。県営ため池等整備事業の山株地区(四万十町)で堤体工事に1億1139万円とゲート製作据付に2200万円、窪川地区(同)で整備計画策定に1500万円。農村災害対策基盤事業の興津地区(同)で緊急避難路整備工、避難塔設計、用地測量、地質調査、用地補償に3200万円、梼原北地区(梼原町)で用排水路整備工、測量設計、用地補償に4100万円。
幡多農業振興センターには6100万円。内訳は、かんがい排水事業の宿毛地区(宿毛市)でポンプ設備改修、補機類改修に3300万円、江ノ村地区(四万十市)でポンプ設備改修、補機類改修に2000万円。県営ため池等整備事業の四万十地区(同)で基本計画策定に800万円。
農業基盤課には2640万円。内訳は、県下全域の46橋を対象とした橋梁点検に1580万円などとなっている。