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建通新聞社四国
2012/06/05

【愛媛】県内の道路改築6事業に165億余 国交省

国土交通省は、2012年度事業として年度に松山外環状道路インター線など道路改築6事業に165億6400万円を投入し国道33号・56号・196号を整備する。事業箇所別の予算額は33号松山外環状道路インター線が44億円、56号宇和島道路50億円、56号津島道路1億円、56号松山外環状道路空港線25億円、56号伊予インター関連6億円、196号今治道路23億円となっている。
【国道33号松山外環状道路インター線】(全体の事業規模は延長4・8`)
 調査・設計を進めるほか、土地開発公社などが先行取得した用地約2700平方bを用地国債として再取得する。工事では▽北井門〜古川南地区の延長320b▽市坪西地区の延長10bの改良を促進するほか、早期供用に向けて▽井門ランプ橋下部工延長114b▽北井門高架橋下部工延長90b▽松山JCT高架橋上下部工延長207b▽松山JCTランプ橋上下部工延長659b▽井門高架橋上部工延長168b▽内川第1橋上部工延長173b▽内川第2橋上部工延長127b▽中央公園高架橋上部工延長210b▽石手川橋上部工延長174bの橋梁工事を施工する。11年度末現在の用地進捗率は約99%、事業進捗率は約47%。供用開始時期については、松山市北土居町〜古川IC間1・2`(4車線のうち暫定2車線)は13年度、市坪IC〜松山市余戸南間1・8`は14年度(同)、古川IC〜市坪IC間1・8`(同)は16年度を目指している。また、同線に13〜16年度に投入する事業費は45億円を見込んでいる。
【国道56号宇和島道路】(全体事業規模は延長17・5`)
 調査・設計を進めながら並行して高田地区で約3700平方bの用地買収を促進。工事では▽岩松地区で改良延長500b▽岩松川橋下部工延長300b▽芳原川橋上下部工延長87bの橋梁工事を促進する。また、近家トンネル延長1829b、岩松トンネル延長500bを継続して進める。11年度末の用地進捗率は約99%、事業進捗率は約73%。宇和島道路では岩松〜津島高田間3・5`(2車線)が14年度に供用開始予定。今後の事業費として13〜14年度に55億円を見込んでいる。
【国道56号津島道路】(全体事業規模は延長10・3`)
 内海IC〜岩松IC間10・3`(2車線)の調査・設計に着手する。着手後概ね10年ていどでの供用を目指す。11年度末現在の用地進捗率・事業進捗率とも0%。
【国道56号松山外環状道路空港線】(全体事業規模は延長3・8`)
 調査・設計を進めるとともに松山市余戸南〜南吉田地区で約5000平方bの用地買収を進める。また、先行取得済の約500平方bを用地国債として再取得する。11年度末現在の用地進捗率は約5%、事業進捗率は約3%。事業区間の供用開始(4車線のうち暫定2車線)時期は未定。
【国道56号伊予インター関連】(全体事業規模は延長6・4`)
 調査・設計と用地補償を促進するほか、▽伊予跨線橋の橋梁上部工延長85b▽下吾川地区で延長300bの舗装工事を推進する。11年度末時点の用地進捗率は100%、事業進捗率は約92%。伊予市上吾川〜下吾川間0・3`(4車線)は15年度に供用する予定。13〜15年度の事業費は13億円を見込んでいる。
【国道196号今治道路】(全体事業規模は延長10・3`)
 調査・設計と埋蔵文化財調査を進めるとともに長沢〜土居地区で約1000平方bの用地買収を進める。先行取得済みの用地約2200平方bについても用地国債で再取得する。工事では▽古谷地区〜朝倉南地区で延長440bの改良工事および橋梁工事▽朝倉第1高架橋下部工515b▽朝倉第3高架橋下部工185bに着手する。11年度末時点の用地進捗率は約67%、事業進捗率は約21%。今治IC〜今治湯ノ浦IC間の供用開始(4車線のうち暫定2車線)時期は未定。