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建通新聞社(中部)
2012/05/30

【愛知】イオンモール常滑  年度内に設計へ

 商業施設専門ディベロッパーのイオンモール(千葉県千葉市美浜区中瀬1ノ5ノ1、岡崎双一社長)は、常滑市で計画している「イオンモール常滑(仮称)」の開業に向けて、2012年度に基本設計と実施設計を進める見通し。当面、14年春の開業を目指す方針で、13年度の着工を予定している。
 同施設は、イオンモールが従来展開していた「2核1モール型ショッピングモール」(2つの中核店舗を専門店街で結ぶ形式)ではなく、レジャーや非日常的な遊びの要素を配した「非日常多角モール型店舗」とする計画。イオンを軸に、遊びやアウトレット、休息などの各種ゾーンを配置し、テナントを整備する構想を打ち出している。
 建設予定地は、愛知県企業庁が所有するりんくう常滑駅北街区とその周辺(中部臨空都市)。敷地面積は20万1759平方b。08年9月に県と事業用借地権設定契約を締結し、09年秋オープンを目指していたものの、景気後退を受けて計画を延期。11年度に新たな整備計画を打ち出した。常滑市も企業立地促進条例の一部を改正し、整備を後押ししている。
 近隣では、愛知県企業庁が北街区の第2期事業者を募集中。かねふくの新工場や名古屋トヨペットによるマリーナ整備なども進んでおり、相乗効果が期待されている。