建通新聞社(中部)
2012/05/28
【岐阜】大垣市 東中の改築設計をアスクに委託
大垣市は、市内で最初に鉄筋コンクリート構造を採用した東中学校の北舎改築を計画しており、2013年度に予定している工事着手に向け、「改築設計」をアスク建築設計事務所(大垣市)に委託した。委託工期は2013年4月5日まで。工事は14年度までの2カ年度で実施する予定だ。
当初の計画では、補強による耐震性の確保も検討していたが、同施設は1952年に建設と老朽化が進んでいるため、費用などトータルに検討した結果、改築による整備を決めた。
業務内容としては、鉄筋コンクリート造3階建て延べ3400平方b程度の校舎を設計する。施設には普通教室13室、理科室3室、美術室2室、技術室2室、準備室、昇降口、トイレなどを設置する予定。
既設の北舎の規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ3122平方b。所在地は三塚町1169。
また、市は改築設計と並行して、耐力度調査をVAN建築設計室(大垣市)で行う。委託工期は13年2月28日まで。業務は現地調査、コンクリート圧縮強度測定、ひび割れ測定耐力度調査報告書作成など。